お風呂で美しく!温めながらできるマッサージ
毎日のお風呂タイム、ただ体を洗うだけになっていませんか?
実は、お風呂はマッサージに最適な場所です。湯船に浸かって体が温まると、血行が良くなり、筋肉がほぐれやすくなります。この温まった状態でマッサージを行うことで、老廃物や余分な水分の排出が促され、美容と健康にうれしい効果が期待できます。
今回は、お風呂の温かさを最大限に活かした、効果的なマッサージ方法を部位別にご紹介します。
全身の血行を促進!お風呂でできる簡単マッサージ
1. リンパの流れを促す「鎖骨マッサージ」
鎖骨のくぼみには、大きなリンパ節が集まっています。ここをほぐすことで、顔や上半身のむくみ解消に繋がります。
手順:
鎖骨のくぼみを、人差し指と中指で優しく押しながら、内側から外側に向かってなぞります。
反対側も同様に行います。
最後に、鎖骨の上から肩先に向かって優しくさすります。
ポイント: 強い力はNG。リンパの流れを意識して、優しく撫でるように行いましょう。
2. 肩と首の凝りをほぐす「肩甲骨マッサージ」
デスクワークやスマホの使いすぎで凝り固まった肩や首を、湯船の中でじんわりとほぐしましょう。
手順:
湯船に浸かりながら、片方の腕を反対側の肩に乗せます。
指の腹で肩甲骨の内側を優しく押しながら、円を描くようにマッサージします。
反対側も同様に行います。
ポイント: 湯気で滑りやすくなっているので、滑らないように注意してください。
気になる部分にアプローチ!部位別マッサージ
1. 小顔効果も期待できる「顔のマッサージ」
お風呂の湯気は、毛穴を開き、顔の筋肉を緩めてくれます。この状態で顔のマッサージを行うと、血行が良くなり、顔色が明るくなります。
手順:
両手の指の腹を使い、顎の先から耳の下に向かって、フェイスラインを優しく引き上げます。
小鼻の横から頬骨の下を通って、こめかみに向かって引き上げます。
おでこは、中心から外側に向かって、シワを伸ばすようにマッサージします。
ポイント: 顔の皮膚はとてもデリケートです。ゴシゴシ擦らず、摩擦を避けるために洗顔料の泡やオイルをつけたまま行うのがおすすめです。
2. 脚のむくみを解消する「足のマッサージ」
立ち仕事や座りっぱなしでむくんだ脚も、湯船の中でマッサージすることでスッキリ軽くなります。
手順:
足首から膝に向かって、手のひらでふくらはぎ全体を包み込むようにマッサージします。
膝裏にはリンパ節があるので、優しく押して刺激を与えます。
太ももも同様に、膝から脚の付け根に向かってマッサージします。
ポイント: 下から上へ、心臓に向かってマッサージすることで、血流が促されます。
お風呂マッサージを成功させるコツ
長風呂はしない: 長時間の入浴は、肌の乾燥を招くことがあります。15〜20分程度の入浴で、体が温まった状態で行うのがベストです。
水分補給: マッサージ中は汗をかきやすいので、脱水症状にならないよう、入浴前後に水分をしっかりと摂りましょう。
保湿を忘れずに: 入浴後は、肌が乾燥しやすい状態です。マッサージをした後は、すぐに保湿クリームやオイルを塗って、潤いを閉じ込めましょう。
まとめ:バスタイムを美容タイムに!
お風呂は、心身ともにリラックスできる大切な時間です。
温まった状態でマッサージする
優しく丁寧にマッサージする
水分補給と保湿を怠らない
これらのポイントを押さえて、いつものお風呂タイムを、あなたの美しさを引き出す「美容タイム」に変えてみませんか? 毎日続けることで、きっと嬉しい変化を実感できるはずです。