腰痛・肩こり予防!デスクワーク中の正しい座り方と姿勢の直し方
長時間のデスクワークで、腰痛や肩こりに悩んでいませんか?「正しい姿勢」を意識しているつもりでも、いつの間にか猫背になってしまうことはよくあります。実は、間違った座り方は体の様々な不調を引き起こす原因となります。
今回は、デスクワーク中に腰や肩に負担をかけない、正しい座り方の基本と、疲れた時に簡単にできる姿勢の直し方をご紹介します。
デスクワークの基本!正しい座り方のチェックリスト
まずは、ご自身の座り方を見直してみましょう。以下のポイントを意識するだけで、体への負担が大きく変わります。
椅子の深さ:
深く腰掛け、背中を椅子の背もたれにしっかりとつけましょう。こうすることで、背骨がS字カーブを保ちやすくなります。
足の位置:
足の裏全体を床にしっかりとつけます。足が浮いてしまう場合は、足元に台を置くなどして調整しましょう。
膝の角度:
膝の角度は90度を意識します。椅子が高すぎると膝が曲がりすぎ、低すぎると膝が伸びすぎてしまいます。
モニターの高さ:
モニターの上端が目の高さか、少し下になるように調整します。目線が下がりすぎると首に負担がかかり、猫背の原因になります。
キーボードとマウスの位置:
肘の角度が90度になるように調整します。手首が曲がりすぎないように注意しましょう。キーボードやマウスの位置が遠すぎると、肩が前に出てしまい、肩こりにつながります。
デスクワーク中にできる!簡単な姿勢の直し方
どれだけ意識しても、長時間同じ姿勢でいると体は疲れてしまいます。そんな時は、デスクから離れなくてもできる簡単なストレッチで姿勢をリセットしましょう。
1. 背筋を伸ばすストレッチ
深く息を吸いながら、両手を頭の上で組み、手のひらを天井に向けます。そのままゆっくりと上に伸びるように体を伸ばし、息を吐きながらリラックスします。この動きを数回繰り返すことで、縮こまった背中を伸ばすことができます。
2. 肩甲骨を動かすストレッチ
椅子に座ったまま、両肘を曲げて肩と同じ高さまで上げます。そのまま、肘で円を描くようにゆっくりと後ろ回しに数回、次回は前回しに数回回します。肩甲骨を意識して動かすことで、肩周りの血行が促進され、肩こりの軽減につながります。
3. 首をほぐすストレッチ
ゆっくりと首を左右に傾けたり、回したりして、首の筋肉をほぐします。パソコンの画面を見ていると、首が前に出てしまいがちなので、こまめに動かしてあげることが大切です。
まとめ
正しい座り方を意識するだけでも、体の不調は大きく改善されます。また、こまめな休憩やストレッチを挟むことで、筋肉の緊張をほぐし、より快適にデスクワークを行うことができます。
ぜひ、今日からこれらのポイントを実践して、健康な体で仕事に取り組んでみませんか。