【専門家監修】うなぎは何歳から食べられる?子どもに与えるときの注意点と安全な食べ方
うなぎは栄養豊富でスタミナ食としても人気ですが、小さな子どもに与えるのは少し注意が必要です。
「何歳から食べていいの?」「骨やアレルギーは大丈夫?」という疑問を持つママ・パパのために、食べられる時期や安全な調理法を詳しく解説します。
🐟 うなぎは何歳から食べられるの?
結論から言うと、
うなぎは1歳半〜2歳ごろ(離乳完了後)からOK
離乳食が終わり、普通のごはんを食べられるようになってからが目安です。
ただし、最初はごく少量から試すようにしましょう。
👶 子どもにうなぎを与えるときの注意点
① 小骨に注意!
うなぎには細かい骨がたくさんあります。
市販の蒲焼きでも完全には取り除けていないことがあるため、
食べさせる前に 指でほぐして確認 してください。
✅ 骨抜き済み・柔らかめのうなぎを選ぶのもおすすめ。
② 味付けが濃い「たれ」は控えめに
市販の蒲焼きは 砂糖・しょうゆ・みりんなどが多く含まれ、小さな子どもには塩分・糖分が強すぎます。
👶 対策:
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タレを落として 白湯でさっと洗う
 - 
自家製で 薄味のタレ を作る(しょうゆ少量+みりん+水など)
 
③ アレルギーの可能性
うなぎ自体でアレルギーが出ることは稀ですが、
魚アレルギー の一種として反応が出る子もいます。
初めて食べさせるときは:
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平日の午前中(病院が開いている時間)に少量だけ
 - 
様子を見て、湿疹や吐き気などがないか確認
 
🍚 初めてのうなぎの与え方(調理のコツ)
| 年齢の目安 | 与え方 | 量の目安 | 
|---|---|---|
| 1歳半〜2歳 | 身をほぐして、骨を完全に取り除く | ティースプーン1杯から | 
| 3歳〜 | ごはんに混ぜて「うなぎごはん」風に | 大さじ1〜2程度 | 
| 幼児期後半〜 | タレを薄めて少しずつ量を増やす | 普通の1/2量が目安 | 
🧂タレが心配なら、「白焼き」や「湯通し」したものを選ぶと安心です。
💪 栄養面のメリット
うなぎには子どもの成長にうれしい栄養がたっぷり。
| 栄養素 | 効果 | 
|---|---|
| ビタミンA | 免疫力・視力の維持 | 
| ビタミンB群 | 疲労回復・代謝サポート | 
| DHA・EPA | 脳や神経の発達に関与 | 
| タンパク質 | 筋肉や皮膚、爪などの成長に必要 | 
ただし、脂質が多いため消化しづらい子もいます。
食後にお腹の張りや下痢が見られたら、少しお休みしましょう。
🚫 与えるときに注意したいことまとめ
| 注意ポイント | 内容 | 
|---|---|
| 骨 | 小骨を完全に取り除く | 
| 味付け | タレは薄味・控えめに | 
| アレルギー | 初回はごく少量で様子を見る | 
| 消化 | 脂が多いので食べすぎ注意 | 
| タイミング | 体調が良い日・昼間に試す | 
🍀 まとめ
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うなぎは 1歳半〜2歳以降 が目安
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小骨・味付け・アレルギーに注意
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初回は 少量から・午前中に
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栄養価が高いので、成長期には良い食材
 
うなぎは、子どもにとっても特別なごちそう。
「土用の丑の日」など季節の行事に合わせて、安全に・楽しく食卓に取り入れてみてくださいね。