ものもらいが痛い!仕事はどうする?眼帯?休む?効果的な治し方まとめ
「朝起きたらまぶたが腫れて痛い…これはものもらい?」と驚くことはありませんか。仕事や学校に行くべきか、眼帯をするべきか、休むべきか迷う人も多いでしょう。本記事では、ものもらいの種類や仕事での対応、効果的な治し方まで詳しく解説します。
ものもらいとは?感染するの?
ものもらいは、「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」と「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」の二種類があります。
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霰粒腫(さんりゅうしゅ):まつ毛の生え際にあるマイボーム腺が詰まってできる。炎症は少なく、痛みも軽度。
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麦粒腫(ばくりゅうしゅ):雑菌がまぶたの分泌腺に感染して赤く腫れる。痛みが強く、時には膿をもつことも。
よく「ものもらいはうつる?」と心配されますが、ものもらい自体は感染性ではありません。そのため、他人にうつる心配は基本的にないのです。
仕事に行くべき?眼帯は必要?
接客業や人前に出る場合
見た目が気になる場合は、眼帯で隠すことも可能です。しかし、眼帯をすると視野が狭くなり、特に運転や細かい作業には注意が必要です。
治療目的では眼帯は不要
ものもらいを早く治すためには、基本的に眼帯は必要ありません。蒸しタオルで温めたり、適切な目薬を使った方が効果的です。
休む必要は?
ものもらいは感染性がないため、通常は仕事を休む必要はありません。ただし、腫れや痛みが強く、業務に支障がある場合は、上司と相談して判断しましょう。
自宅でできるものもらいの治し方
1. 蒸しタオルとマッサージ
霰粒腫の場合、蒸しタオルで温めた後にマッサージすると、詰まった脂を排出しやすくなります。
2. 食生活の改善
脂質の多いチョコレートやケーキを控え、バランスの良い食事を心がけると、ものもらいの予防になります。
3. お風呂で温める
湯船に浸かることで体も目も温まり、血行が促進され回復を助けます。
4. アイメイクとコンタクトは控える
ものもらいの間は、アイメイクやコンタクトレンズを控えることで、悪化を防ぐことができます。
市販の目薬でのケア
麦粒腫の場合は抗菌作用のある目薬がおすすめです。
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抗菌アイリス使い切り:4種の有効成分が雑菌の繁殖を抑え、しみにくいので小さい子供も使用可能。
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ロート抗菌目薬EX:抗菌成分配合で清潔に使える。
目薬は使用期限と使用方法を守ることが重要です。
まとめ
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ものもらいは感染しないので、基本的に休む必要はなし。
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見た目が気になる場合は眼帯も可能だが、視野に注意。
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自宅でできる対策:蒸しタオル、温めマッサージ、食生活改善。
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アイメイクやコンタクトは控え、必要に応じて抗菌目薬を使用。
痛みや腫れが強い場合は、早めに眼科で相談しましょう。正しいケアで、ものもらいを早く安全に治すことができます。