じゃがいもに芽やカビが出たらどうする?安全に食べられる範囲と対処法
じゃがいもを保存していると、芽が出たりカビが生えたりすることがあります。「少し芽が出ただけだから大丈夫?」「カビがあるけど食べられる?」と迷う方も多いでしょう。この記事では、じゃがいもに芽やカビが出た場合の安全な取り扱い方法や、保存・調理の注意点をわかりやすく解説します。
じゃがいもの芽は食べられる?
じゃがいもに出る芽にはソラニンという毒素が含まれています。ソラニンは摂取量が多いと吐き気や腹痛などを引き起こすことがあります。
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少量の芽:芽の周りをしっかり取り除けば調理可能
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大きく芽が出たじゃがいも:できるだけ食べずに廃棄するのが安全
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芽だけでなく緑色になった部分:必ず切り落とす
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緑色はソラニンが多く含まれる部分です
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安全に取り除く方法
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芽の部分を中心に、周囲1〜2cmを厚めに切り取る
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皮が緑色になっている場合も同様に切り落とす
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調理後も異常な味や苦味があれば食べない
じゃがいものカビは食べられる?
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表面に少量の白カビ:水で洗い落としても、安全性は保証できないため廃棄推奨
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広範囲にカビが広がっている:絶対に食べない
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食感や見た目が変化している場合:腐敗が進んでいる可能性が高いので廃棄
カビは目に見えない部分まで菌糸が広がるため、少量でも食べるのは危険です。
じゃがいもの安全な保存方法
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暗くて涼しい場所で保存
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直射日光や高温は芽やカビの原因になります。
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冷蔵庫よりも、常温の風通しの良い場所が適しています。
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新聞紙や紙袋で包む
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湿気を防ぎ、呼吸しやすくすることで腐敗を抑えられます。
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じゃがいも同士を重ねない
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重なると湿気が溜まりやすく、カビや腐敗が進みやすくなります。
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早めに使う
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保存期間が長くなると芽やカビが出やすくなるため、購入後はできるだけ早く使い切る。
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まとめ
じゃがいもに芽やカビが出た場合は、以下を目安に安全に対応しましょう。
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芽が小さい場合:芽と緑色部分を厚めに切り取れば調理可能
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芽が大きい・カビがある場合:食べずに廃棄する
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保存は暗く涼しい場所で、湿気を避けて早めに使う
正しい取り扱いで、じゃがいもを安全に、美味しく楽しむことができます。