コンタクトレンズのDIA(直径)が違うとどうなる?安全な装着方法と注意点
コンタクトレンズを購入するとき、**DIA(レンズ直径)**の表記を見たことがありますか?
「少しサイズが違うだけなら大丈夫?」と考える方もいるかもしれません。
この記事では、DIAの意味と、サイズが違う場合に起こるリスク、正しい選び方を詳しく解説します。
1. DIA(直径)とは?
DIAとは、コンタクトレンズのレンズ直径のことです。
-
単位:ミリメートル(mm)
-
一般的なソフトコンタクトは約13.0~14.5mm
-
DIAは角膜の大きさや目の形に合わせて決まる重要な値です
ポイント
DIAが合わないと、コンタクトの中心がずれたり、角膜を圧迫したりすることがあります。
2. DIAが違うとどうなる?
① 小さすぎる場合
-
レンズが目にフィットせず、ずれる・外れる
-
着け心地が悪く、ゴロゴロ感や違和感を感じやすい
-
酸素透過量が減り、目の乾燥や酸素不足の原因に
② 大きすぎる場合
-
まぶたの動きでレンズが動きやすくなる
-
角膜に過度に圧力がかかる可能性
-
目が疲れやすく、涙の循環が悪くなる
③ 長期使用リスク
-
ドライアイや結膜炎のリスクが増える
-
目の形に合わないと、視力に悪影響を及ぼすこともある
3. DIAの選び方のポイント
-
眼科で測定してもらう
-
角膜の直径に合ったDIAを処方してもらう
-
自己判断でサイズを変えない
-
-
ブランドや種類による違いを確認
-
同じ度数でも、メーカーによってDIAが微妙に異なる
-
初めてのメーカーは眼科で試着するのがおすすめ
-
-
装着感で調整
-
目に合わないと感じたら、すぐに使用を中止
-
長時間装着せず、目の健康を優先
-
4. 安全に使うための注意点
-
度数だけでなくDIAも確認する
-
自己判断でサイズ変更しない
-
違和感や充血がある場合はすぐに外す
-
眼科で定期的に検査を受ける
コンタクトは目に直接触れる医療機器です。DIAを無視すると、目の健康に大きな影響が出る可能性があります。
5. まとめ
DIAが違うコンタクトレンズを使うと、装着感の悪さや目の健康リスクが増えます。
正しいDIAを選ぶことは、快適な視力と目の健康を守るために非常に重要です。
✅ DIA選びのポイント
-
眼科で角膜のサイズを測定
-
メーカーごとのDIAを確認
-
違和感があれば無理に装着せず交換