ウユニ塩湖には絶対に行くな!行って後悔した人が続出する本当の理由を全部暴露する
ウユニ塩湖…… 「一生に一度は見てみたい」「鏡張りがヤバい」「死ぬまでに絶対行くべきスポット」 SNSや旅行雑誌でそんな言葉ばかり見て、ワクワクしながら行ったのに、帰国後に「二度と行きたくない」「最悪の旅行だった」と心底後悔する人が後出しジャンケンのように続出しています。
私もその一人でした。 2回行って、完全に学習しました。 だからこそ、あなたに伝えたい。
ウユニ塩湖には、絶対に行かない方がいいです。 少なくとも「普通の旅行者」がイメージしているような夢の場所ではありません。
1. 鏡張りが見られる確率は実は10%以下という残酷な現実
みんなが憧れるあの「天空の鏡」は、雨季(12月~3月頃)にしかほぼ発生しません。 でも、ただ雨が降ればいいというわけじゃないんです。
- 雨が降りすぎると水深が深くなりすぎて反射しなくなる
- 雨が少なすぎると水が溜まらずただの白い塩の大地
- 風が少しでも吹くと波が立って鏡張り終了
- 曇っていると空が映らずただの水溜まり
現地のツアーガイドに聞いた話では、 「完璧な鏡張りが見られる日は1シーズンで10日もない」 と言われました。 つまり、3泊4日で滞在しても、見られる確率は宝くじ並みなんです。
実際、私の2回目の訪問(2022年1月)は、4日間ツアーに参加して鏡張りは「30分だけ」でした。 それも薄い水溜まり程度で、SNSで見るような完璧なものはゼロ。
2. 高山病が地獄すぎる(標高3,700m)
ウユニ塩湖の標高は約3,700m。 ラサ(チベット)やクスコ(ペルー)よりも実は高いんです。
到着したその日から
- 頭が割れるように痛い
- 吐き気が止まらない
- ちょっと歩いただけですぐ息切れ
- 夜は不眠+心臓バクバク
しかもツアーは早朝4時起きがデフォルト。 高山病でフラフラの状態で塩湖の悪路をジープで何時間も揺られる…… これがどれだけ苦行か、行った人にしかわかりません。
現地の日本人ツアーガイドさんが言ってました。 「毎週、日本人のお客さんが高山病でツアー途中でリタイアしてますよ」
3. ツアーの質が極端に悪い(特に安いツアー)
ウユニのツアーは大きく分けて3種類あります。
- 日帰りツアー(5,000~8,000円)→ 鏡張りほぼ見られない
- 1日サンセットツアー(8,000~12,000円)→ 微妙
- 3泊4日ツアー(25,000~50,000円)→ これが最悪
特に3泊4日のツアーは、宿が塩でできた粗末な小屋で
- 電気は夜8時~10時だけ
- 水道は出ない(水は買う)
- トイレは共同で超汚い
- 暖房なしで夜は氷点下10度
しかもドライバーが酔っ払って運転したり、車が故障して塩湖のど真ん中で何時間も立ち往生…… こんな話は日常茶飯事です。
4. 塩湖の悪路が想像の100倍ヤバい
ウユニ塩湖の「道」は道ではありません。 ただの塩の大地にタイヤの跡があるだけ。
雨が降ると一瞬で泥沼になって車が埋まる。 実際、私のツアーは2回目の訪問で完全にスタックして、 全員で車を押す羽目になりました(高山病で死にそうでした)。
しかも救助は来ない。 他のツアーの車が通りかかるのを待つしかないんです。
5. 食事が信じられないレベルで不味い
ツアーに含まれる食事は、ほぼ100%の確率で 「まずいラマ肉+味のない米+茹で野菜」 これが3日間続きます。
しかも衛生状態が最悪で、 多くの人が腹壊してトイレと仲良しになります(塩湖にトイレはありません)。
それでも「行きたい!」と思う人へ、最後のアドバイス
もしどうしても行くなら、絶対にこれだけは守ってください。
- 雨季でも「水位情報」を事前に確認する(現地の信頼できるツアー会社に聞く)
- 最低でも5万円以上の高級プライベートツアーを選ぶ
- 高山病対策を完璧にする(ダイアモックス必須+到着日は完全休息)
- 鏡張りを諦めて、乾季の「真っ白な塩の大地」を楽しむ覚悟でいく
- 最低でも1週間滞在して運を天に任せる
結論:ウユニ塩湖は「写真のための場所」ではなく「修行の場所」
SNSの写真は、プロカメラマンが何日も粘って、完璧なコンディションで撮影した奇跡の1枚です。 普通の旅行者が同じ写真を撮れる確率は、ほぼゼロに近い。
だから言います。
ウユニ塩湖には、絶対に行かない方がいい。 少なくとも、「普通に旅行を楽しみたい人」は絶対にやめた方がいい。
行きたいなら、覚悟を決めてください。 それこそが、ウユニ塩湖の本当の姿ですから。
(でも、もしあなたが「苦行も旅の醍醐味だ!」と思う変態なら…… ぜひ行ってみてください。私もその一人だったから、気持ちはわかります)
あなたが行くか行かないか、決めるのはあなたです。 でも、後悔だけはしないでくださいね。