ゆうちょ銀行でお金を借りる方法は?種類別の特徴と申し込みの流れを解説


「急な出費でお金が必要になった」「ゆうちょの口座は持っているけれど、お金を借りることはできるの?」と考えている方は多いはずです。ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りる方法は、大きく分けて3つのパターンがあります。

特に、すでにゆうちょ銀行で「貯金」をしている方は、その貯金を担保にして審査なしで非常に低い利息で借りられる仕組みがあります。一方で、通常のローンとして契約する方法も存在します。

この記事では、ゆうちょ銀行で利用できる借り入れ方法の種類、それぞれのメリット・デメリット、そして具体的な手続き方法を分かりやすく解説します。


1. ゆうちょ銀行で借りる3つの主要な方法

用途や現在の貯金状況に合わせて、最適なものを選びましょう。

① 貯金担保自動貸付け(最もおすすめ)

あなたの「担保定額貯金」や「担保定期貯金」を担保にしてお金を借りる方法です。

  • 特徴: 自分の預けているお金を担保にするため、審査がありません。

  • 利息: 預入利率 + 0.25%〜0.5%程度と、非常に低金利です。

  • 限度額: 預けている金額の90%まで(最大300万円)。

  • メリット: 口座に残高が足りないときに、ATMで引き出すだけで自動的に貸し付けが行われます(自動融資)。

② ゆうちょ銀行の「フラット35」(住宅ローン)

住宅の購入やリフォームを検討している方向けの長期固定金利ローンです。

  • 特徴: 住宅金融支援機構と提携したローンで、完済まで金利が変わりません。

  • メリット: 全国のゆうちょ銀行窓口で相談でき、安定した資金計画を立てやすいのが魅力です。

③ 提携カードローン(スルガ銀行等)

ゆうちょ銀行自体が直接提供する個人向けカードローンは現在新規受付を停止しているケースが多いですが、提携しているスルガ銀行などのローンを紹介する形があります。

  • 特徴: 貯金がない場合でも、審査に通れば無担保で借りられます。

  • メリット: 使い道が自由(事業用を除く)で、限度額の範囲内で繰り返し利用可能です。


2. 「貯金担保自動貸付け」の具体的なやり方

ゆうちょ銀行に定額貯金や定期貯金があるなら、この方法が最もスピーディーで損がありません。

借り入れの手順

  1. 残高を確認: 通帳の「担保定額貯金」または「担保定期貯金」の欄に記載があるか確認します。

  2. ATMで引き出す: 特別な申し込みは不要です。通常貯金の残高を超える金額をATMで引き出そうとすると、不足分が自動的に「貸し付け」として処理されます。

  3. 通帳の表記: 通帳にマイナスの残高(例:-50,000円)が表示されます。これが借りている状態です。

返済の方法

  • 通常貯金に預け入れるだけ: 自分の口座にお金を入れると、自動的にマイナス分が相殺され、返済が完了します。

  • 回数: 貸付期間内(最長2年)であれば、分割して返済しても一括で返済しても自由です。


3. ゆうちょ銀行で借りるメリット・デメリット

メリット

  • 安心感: 郵便局という身近で信頼できる機関で手続きができます。

  • 審査なし(担保貸付の場合): 過去の信用情報に関わらず、自分の貯金の範囲内であれば即座に借りられます。

  • 圧倒的な低金利: 消費者金融(年18%程度)に比べ、担保貸付なら年1%未満で済むことがほとんどです。

デメリット

  • 貯金がないと借りられない(担保貸付): 普通預金(通常貯金)しかない場合は対象外です。

  • ローンの選択肢が少ない: 他のメガバンクに比べると、マイカーローンや教育ローンなどの専用ローンのラインナップは限られています。


4. 注意点:忘れてはいけないポイント

  • 返済期限: 貯金担保自動貸付けの場合、貸付期間は2年です。期限までに返済しなかった場合、担保にしていた貯金が自動的に解約され、返済に充てられてしまいます。

  • 利息の発生: 自分の貯金から引き出す感覚であっても、一時的に銀行から借りている形になるため、わずかながら利息は発生します。


まとめ:まずは「通帳」をチェックしてみよう

ゆうちょ銀行でお金を借りるなら、まずは自分の通帳を開いて「担保定額貯金」の有無を確認するのが第一歩です。もし記載があれば、面倒な書類作成や審査なしで、今すぐATMから必要な資金を手にすることができます。

もし貯金がない場合や、より大きな金額(住宅ローンなど)を検討している場合は、最寄りの郵便局の貯金窓口で相談してみるのが確実です。


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