DM・カタログの発送代行を安くするコツ!佐川急便「飛脚ゆうメール」で物流コストを削減する手順
企業の販促活動において、ダイレクトメール(DM)やカタログの送付は欠かせない手段です。しかし、発送件数が増えれば増えるほど、重くのしかかってくるのが「物流コスト」ではないでしょうか。
「1通あたりの単価を数円でも下げたい」「発送作業の手間を減らして本業に集中したい」と考えている担当者の方にとって、非常に有力な選択肢となるのが佐川急便の「飛脚ゆうメール」です。
この記事では、飛脚ゆうメールを活用して発送代行コストを劇的に抑えるコツと、具体的な導入手順、そして運賃を最適化するためのポイントを詳しく解説します。
なぜ「飛脚ゆうメール」がコスト削減に強いのか?
飛脚ゆうメールは、佐川急便が差出窓口となり、日本郵便の配送ネットワークを利用して受取人の郵便受けに投函するサービスです。この「宅配便大手と郵便インフラの融合」が、低コスト実現の鍵となっています。
1. 法人契約による特別運賃の適用
最大のメリットは、発送ボリュームに応じた「契約運賃」が適用される点です。定価が決まっている一般の郵便物とは異なり、年間の発送予定数や1回あたりのロット数に応じて、佐川急便の担当者と価格交渉が可能です。
2. 最大3kgまでの重量物に対応
通常のクリックポストや定形外郵便では、重くなるほど料金が跳ね上がります。しかし、飛脚ゆうメールは3kgまでの雑誌、カタログ、CD・DVDなどを格安で送れるため、厚みのある資料を送る際には圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
3. 郵便局への持ち込みが不要
佐川急便のドライバーが集荷に来てくれるため、大量の荷物を自社で運ぶ必要がありません。これにより、発送にかかる人件費や車両維持費といった「隠れたコスト」も削減できます。
発送代行をさらに安くするための3つのコツ
飛脚ゆうメールを利用する際、さらにコストを下げるための具体的な対策をご紹介します。
① 発送物のサイズと重量を「規格内」に収める
飛脚ゆうメールには「34cm × 25cm × 3cm以内」という規定があります。このサイズをわずかでも超えると、より高額な「飛脚宅配便」などに振り替えられてしまいます。封筒のサイズ選びや、カタログの紙質(坪量)を調整して、1gでも軽く、1mmでも薄く仕上げることが、チリも積もれば大きな差となります。
② バルク処理(郵便番号区分)を活用する
発送代行業者に依頼する場合、あらかじめ郵便番号ごとに荷物を仕分ける「バルク処理」を行うことで、さらなる割引が適用されるケースがあります。自社で行うのは大変ですが、ノウハウのある代行業者を通すことで、トータルの外注費用を下げることが可能です。
③ 閑散期を狙った発送スケジュールの調整
物流業界には繁忙期があります。急ぎでないカタログ発送であれば、物流が落ち着く時期に合わせることで、代行業者の作業費や運賃交渉がスムーズに進むことがあります。
飛脚ゆうメール導入から発送までの手順
コスト削減を成功させるための、具体的な導入フローは以下の通りです。
佐川急便との法人契約・見積もり
まずは最寄りの営業所に連絡し、発送物の種類、サイズ、月間の予定個数を伝えて見積もりを取ります。この際、他社の見積もりや現状のコストを提示すると、より有利な条件を引き出しやすくなります。
内容物の確認(承認)
飛脚ゆうメールで送れるものは「冊子(カタログ・パンフレット等)」や「電磁的記録媒体(CD・DVD等)」に限られます。信書(手紙)が含まれていないか、事前に内容物の見本を提示して確認を受けます。
宛名ラベルの準備
佐川急便指定のラベル、もしくは自社システムから出力したラベルを貼付します。発送代行業者を利用する場合は、データ入稿だけで済むため非常にスムーズです。
集荷・発送
準備が整ったらドライバーに集荷を依頼します。発送後は日本郵便のネットワークに乗り、概ね5日〜1週間程度で全国のポストへ届けられます。
導入前に知っておきたい注意点
安さが魅力の飛脚ゆうメールですが、利用前に以下の点を確認しておきましょう。
追跡サービスはない:荷物ごとの追跡番号は発行されません。到着確認が必要な重要書類には不向きです。
配達日数の余裕を持つ:宅配便のような「翌日配送」は期待できません。キャンペーンの開始日に合わせる場合は、1週間以上の余裕を持って発送計画を立てる必要があります。
中身が見える梱包が必要:封筒の一部に透明な窓を作るか、フラップ(蓋)を閉じない状態で中身が確認できるようにするルールがあります(※特約により免除される場合もあります)。
まとめ:賢い選択で物流コストを利益に変える
カタログやDMの発送コストは、適切なサービス選びひとつで年間数十万、数百万単位の削減が可能です。
佐川急便の「飛脚ゆうメール」は、追跡不要な大量配布において、日本国内で最も効率的な手段の一つと言えるでしょう。
「今の発送費が高い」と感じているなら、まずはサイズと重量を見直し、飛脚ゆうメールへの切り替えを検討してみてください。浮いたコストを広告デザインや商品開発に回すことで、さらなるビジネスの成長につながるはずです。
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