【完全版】出産祝いののしマナー!二人目や親族へ贈る際の表書きと水引の正解


新しい命の誕生を祝う「出産祝い」。親しい友人や親族に喜ばしいニュースが届いたとき、真っ先に準備したいのがお祝いの品ですが、意外と迷ってしまうのが**「のし(熨斗)」**の作法です。

「二人目の時はどう書けばいい?」「親族への正式な贈り方は?」など、お祝いの気持ちを正しく伝えるためには、日本の伝統的なマナーを理解しておくことが大切です。

この記事では、出産祝いで絶対に失敗しないための「のし」の選び方、書き方、そして贈るタイミングまで、具体的な解決策を詳しく解説します。


出産祝いに「のし」はなぜ必要?

日本では古来より、神様への供え物に「生もの」を添える習慣がありました。その名残が「のし(熨斗)」です。贈り物にのしを付けることは、**「これは改まった正式な贈り物です」**という敬意の象徴となります。

親しい仲であっても、出産という人生の大きな節目には、のしを掛けて贈るのが大人のマナー。特に親族や目上の方へ贈る際は、のしの有無が印象を大きく左右します。


出産祝いの「水引」と「のし紙」の選び方

出産祝いののし紙を選ぶ際、最も重要なのが**「水引(みずひき)」の種類**です。

1. 水引の形は「蝶結び(花結び)」

出産は、何度あっても喜ばしいお祝い事です。そのため、結び目が何度でも解けて結び直せる**「紅白の蝶結び」**を選びます。

※注意: 結び切り(一度きりを願うもの)は、結婚祝いや快気祝いで使うものです。出産祝いで使うと「次はなくていい」という意味に捉えられかねないため、必ず蝶結びを確認しましょう。

2. 水引の本数は「5本」か「7本」

一般的には5本の水引が主流ですが、より丁寧にお祝いしたい場合や、高額なお祝い(数万円以上)を包む場合は、7本の水引が選ばれることもあります。


【実践】のし紙の書き方・表書きの正解

のし紙には、上段に「名目」、下段に「贈り主の名前」を記載します。

上段(表書き)の書き方

もっとも一般的なのは以下の3つです。

  • 御出産御祝: 四文字(死文字)を避けるため、五文字にするのが最も丁寧な書き方です。

  • 御祝: どんなお祝い事にも使える万能な表現です。

  • 御誕生祝: お子様の誕生を祝う気持ちを強調する場合に使います。

下段(贈り主の名前)の書き方

よくある間違いが「赤ちゃんの名前」を書いてしまうことですが、ここは**「贈る側(自分)の名前」**を書く場所です。

  • 個人の場合: 中央にフルネームで書きます。

  • 夫婦連名の場合: 中央に夫の氏名、その左側に妻の名前のみを書きます。

  • 友人一同(連名)の場合: 3名までは並べて書き、4名以上の場合は代表者の名前の横に「外一同」と書き、別紙に全員の氏名を記して中に入れます。


二人目・三人目の出産祝いはどうする?

「二人目の時ものしは必要?」「一人目と同じでいいの?」という疑問を持つ方も多いですが、基本のマナーは一人目と全く同じです。

二人目でも「蝶結び」でOK

出産は何度繰り返してもおめでたいことなので、二人目でも三人目でも「紅白の蝶結び」を使用します。

差をつけるならメッセージを添えて

のしの表書きは「御祝」や「御出産御祝」で問題ありませんが、メッセージカードを添えて「〇〇ちゃんにお兄ちゃん(お姉ちゃん)ができて賑やかになりますね」といった、家族構成に触れた言葉を添えると、より一層喜ばれます。


親族へ贈る際の特別な配慮

親族間では、その家独自のルールや地域性が強く反映されることがあります。

  • 親・兄弟への場合: 身内であっても、現金や高価なギフトを贈る際は「内のし」で控えめに、かつ丁寧にしつらえるのが一般的です。

  • 親戚への場合: 遠方の親戚に配送する場合は、包装紙の内側にのしを掛ける「内のし」にすると、配送中にのし紙が破れる心配がなく安心です。


迷いがちな「内のし」と「外のし」の使い分け

  • 外のし(包装紙の外に貼る):

    お祝いを直接手渡しする場合におすすめです。一目で「誰から」「何の目的で」届いたかが分かるため、お祝いが重なる時期の相手にとって親切です。

  • 内のし(品物に直接貼り、その上から包装):

    宅配便で送る場合に適しています。また、控えめにお祝いしたいときや、自分たちの身内の慶事(内祝い)として贈る際によく使われます。


出産祝いを贈る時期とマナーのQ&A

Q. いつ贈るのがベスト?

A. 生後7日の「お七夜」から1ヶ月後の「お宮参り」の間が目安です。

母子の体調が安定する、退院後1週間〜3週間頃に届くように手配するのが最もスマートです。

Q. もし時期が遅れてしまったら?

A. 生後半年までなら「御出産御祝」、それを過ぎて1歳近くなってしまった場合は「御誕生祝」や「御祝」として贈りましょう。


まとめ:マナーを守って最高の祝福を

出産祝いののしは、単なる形式ではなく、赤ちゃんの誕生を心から喜ぶ「おもてなしの心」の表現です。

  1. 水引は「紅白の蝶結び」

  2. 表書きは「御出産御祝」

  3. 名前は「贈り主」をフルネームで

この3つのポイントさえ押さえておけば、マナー違反を心配する必要はありません。正しい作法で、パパ・ママ、そして新しい家族へ心温まるギフトを届けましょう。


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