入院準備でいらなかったもの・必要だったものリスト|レンタル代を節約する持ち物術
急な入院が決まると、体調への不安とともに「何を準備すればいいの?」と慌ててしまいますよね。病院から渡される「持参品リスト」を見ても、実際に生活してみないと分からない細かな必需品や、逆に「持って行ったけれど一度も使わなかった」というアイテムは意外と多いものです。
また、最近の病院では「入院セット」として衣類やタオルのレンタルを勧められることも増えていますが、1日数百円の出費も積み重なれば大きな金額になります。
この記事では、多くの経験談をもとに、入院生活で本当に役立つアイテムと、実は不要だったものを徹底整理しました。賢く持ち物を準備して、無駄な出費を抑えながら少しでも快適に過ごすためのコツをご紹介します。
1. 意外と盲点!入院生活で「本当に必要だったもの」リスト
病院から指定される洗面用具や着替え以外に、あるとないとでは快適さが劇的に変わる「隠れた必需品」をご紹介します。
S字フックと小さめのトートバッグ
ベッドの柵にひっかけられるS字フックは、入院生活の神アイテムです。動ける範囲が限られるベッドの上で、イヤホン、スマートフォン、ウェットティッシュ、ゴミ袋などを入れたトートバッグを手の届く場所に吊るしておくだけで、立ち上がる回数を減らせて非常に楽になります。
延長コード(3口以上)
病院のコンセントは、ベッドから離れた位置にあることが多く、さらに医療機器で使用されていることもあります。スマートフォンの充電だけでなく、小型の加湿器やイヤホンの充電など、複数の機器を同時に使うために3メートル程度の延長コードがあると安心です。
蓋付きのマグカップと曲がるストロー
横になったまま水分補給をする際、ペットボトルを直接飲むのは意外と体力を使い、こぼしてしまうリスクもあります。100円ショップなどで売っている「ペットボトル用ストローキャップ」や、蓋付きのマグカップがあれば、術後の体力が低下している時期でもスムーズに水分が摂れます。
耳栓とアイマスク
大部屋(多床室)での入院の場合、他の方のいびきや足音、夜間の看護師さんの見回りによる光などが気になって眠れないことがよくあります。質の高い睡眠は回復への第一歩ですので、遮光性の高いアイマスクと耳栓は必須アイテムと言えるでしょう。
置き時計
スマートフォンの画面でも時間は確認できますが、体調が悪い時に重いスマホを手に取るのは億劫なものです。パッと見て時間がわかる小さなデジタル時計が棚にあるだけで、薬を飲むタイミングや検査の予定が把握しやすくなります。
2. 実はいらなかった?準備しても使わないことが多いもの
「念のため」と詰め込みすぎると、限られた病室のスペースを圧迫してしまいます。以下のものは、必要になってから家族に頼むか、売店で買う程度で十分かもしれません。
大量の現金や貴重品
病院内は不特定多数の人が出入りするため、盗難のリスクを最小限にする必要があります。最近はテレビカードの購入や売店でも交通系ICカードやクレジットカードが使える病院が増えています。数千円程度の小銭と千円札があれば十分です。
厚手のパジャマ
病院内は空調が一定に保たれているため、冬場でも意外と暖かく、厚手のパジャマだと寝汗をかいてしまうことがあります。温度調節は羽織もの(カーディガンやストール)で行うのが賢明です。また、前開きのパジャマであれば診察や処置がスムーズに進みます。
難しい専門書や重い本
「入院中は暇だろうから」と分厚い本を持ち込んでも、体調が優れない時は文字を追うのが辛いものです。また、片手で持つには重すぎる本は負担になります。読み物を用意するなら、軽めのエッセイや、電子書籍を活用するのがおすすめです。
強い香りのする洗面用品・香水
自分にとってはリラックスできる香りでも、病気で敏感になっている他の方や、自分自身の体調変化によっては不快に感じることがあります。無香料、あるいは微香性のものを選ぶのが入院生活のマナーです。
3. 入院費を安く済ませる!レンタル代を節約する持ち物術
最近多くの病院で導入されている「入院アメニティセット(パジャマ・タオル等のレンタル)」。1日あたり500円〜1,000円程度かかりますが、これを節約するための具体的な対策をお伝えします。
パジャマとタオルは「乾きやすさ」で選ぶ
レンタルを利用しない場合、洗濯の問題が出てきます。家族に頻繁に持ち帰ってもらえない場合は、病院内のコインランドリーを利用することになりますが、綿100%の厚手素材よりも、吸汗速乾機能のあるポリエステル混紡の素材を選ぶと、短時間の乾燥で済み、枚数も最小限に抑えられます。
100円ショップのトラベルセットを活用
シャンプー、ボディソープ、歯ブラシなどは、普段使っているものをそのまま持ち込むと荷物が重くなります。100円ショップの小分けボトルに入れ替えるか、使い切りパックを活用することで、帰りの荷物を減らすこともできます。
履き物は「かかとのある靴」が鉄則
「スリッパはダメなの?」と思うかもしれませんが、転倒防止のため多くの病院でスリッパやサンダルは禁止されています。かと言って、紐のあるスニーカーは脱ぎ履きが大変です。かかとの踏めるタイプや、マジックテープ式の軽量なリハビリシューズ、あるいはスリッポンを用意すると、安全かつ安上がりです。
4. 入院準備をスムーズに進めるためのチェックリスト活用法
入院の準備は、一気に行おうとすると必ず忘れ物が出ます。以下の3つのカテゴリーに分けて準備を進めましょう。
手続き関係(必須): 健康保険証、印鑑、入院申込書、限度額適用認定証、現在服用中の薬と「お薬手帳」。
衛生・生活用品: 洗面用具、下着、パジャマ、タオル、ウェットティッシュ、生理用品。
快適・便利グッズ: スマートフォン充電器、イヤホン、前述のS字フックや延長コード。
特に「お薬手帳」と「現在飲んでいる薬」は、病院側が治療方針を決める上で極めて重要な情報です。これがないと、手術や検査が延期になる可能性すらあるため、真っ先にカバンに入れましょう。
5. まとめ:賢い準備が安心の療養生活を作る
入院の持ち物準備で大切なのは、「自分にとっての快適さ」と「病院側のルール」のバランスを取ることです。
すべてをレンタルに頼れば楽ではありますが、工夫次第で入院費用を数千円、数万円単位で節約することができます。浮いたお金を、退院後の美味しい食事や自分へのご褒美に回すと考えれば、準備も少し楽しくなるかもしれません。
この記事のリストを参考に、あなたにとって本当に必要なものだけを揃えて、少しでもリラックスして治療に専念できる環境を作ってください。一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。
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