太っていないのに二重顎…顔のむくみを解消する食事とエクササイズ
「最近、鏡を見ると二重顎が気になる…でも体重は変わっていないのに?」
こんな悩みを抱える方は意外と多く、原因の多くは「顔のむくみ」です。むくみを放置すると、顔がたるんで見え、実年齢より老けて見えることもあります。ここでは、太っていないのに二重顎になってしまう原因と、簡単にできる食事・エクササイズでの解消法を詳しく解説します。
なぜ太っていないのに二重顎になるのか?
二重顎の原因は必ずしも脂肪ではありません。主な原因は次の3つです。
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顔のむくみ(浮腫)
塩分の摂りすぎや水分の偏りにより、顔の皮下に水分が溜まると顎周りがふくらみます。特に寝不足や疲れが続くと、むくみは悪化します。 -
姿勢の悪さや表情筋の衰え
長時間のスマホやPC作業で前かがみの姿勢になると、顎の下の筋肉が緩み、二重顎になりやすくなります。また、話す・笑う・噛むなどの表情筋を十分に使わないことも影響します。 -
リンパや血流の停滞
顔のリンパや血液の流れが滞ると、老廃物や水分が溜まりやすくなり、顎まわりのむくみにつながります。
顔のむくみを防ぐ食事のポイント
むくみを解消するには、まずは内側からアプローチすることが重要です。
1. 塩分の過剰摂取を控える
塩分が多い食事は水分を体内に溜め込みやすくします。外食や加工食品は塩分が多いので注意が必要です。
対策例:
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コンビニや外食では「減塩メニュー」を選ぶ
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調味料は醤油・味噌の量を控えめに
2. 水分をしっかり摂る
意外に思うかもしれませんが、水分不足はむくみを招きます。体は水分を蓄えようとして余分な水分をため込むためです。
おすすめ:
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常温の水を1日1.5〜2リットル
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カフェインやアルコールは利尿作用で逆にむくみやすくなるので適量
3. カリウムを摂る
カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する作用があり、むくみ解消に有効です。
カリウムが豊富な食材:
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バナナ、アボカド
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ほうれん草、ブロッコリー
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さつまいも、トマト
4. 抗酸化・利尿作用のある食材
むくみや老廃物の排出を助ける食材も効果的です。
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緑茶(カテキン)
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キュウリやセロリ(利尿作用)
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レモンやショウガ(血流改善)
顔のむくみを取る簡単エクササイズ
顔のむくみを改善するには、血流・リンパの流れを促すことと、顎周りの筋肉を鍛えることが大切です。
1. 顎下リンパマッサージ
方法:
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首の側面から顎下まで指の腹で優しく下から上へ流す
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顎下から鎖骨に向かってリンパを押し流す
効果: 老廃物が流れやすくなり、むくみが軽減
2. 舌回し運動
方法:
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口を閉じたまま、舌で口の内側を一周する
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左右10回ずつ、朝晩行うと効果的
効果: 顎下や頬の筋肉を刺激し、たるみ防止
3. 顎引きエクササイズ
方法:
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背筋を伸ばして座る
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ゆっくり顎を引き、喉の奥を伸ばす
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5秒キープして元に戻す
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10回繰り返す
効果: 二重顎の原因となる顎下の筋肉を鍛える
4. 表情筋トレーニング
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「イー・ウー・アー」の口の形を大きく作って動かす
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口角を上げて笑顔を作る
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頬の筋肉を意識して動かす
効果: 顔全体の血流促進とむくみ解消
日常で気をつけたい習慣
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睡眠不足はむくみの大敵。7時間前後の睡眠を確保
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長時間同じ姿勢を避け、こまめに首や肩を動かす
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枕の高さを調整し、就寝時に顔に水分が溜まらない姿勢を意識
まとめ
太っていないのに二重顎になる原因の多くは「むくみ」です。
食事で塩分や水分のバランスを整え、カリウム豊富な食材を取り入れることが第一歩。さらに、簡単なリンパマッサージや顎周りのエクササイズを毎日取り入れることで、二重顎は徐々に改善されます。
ポイントは「続けること」。今日からできることを1つずつ取り入れて、すっきりとしたフェイスラインを手に入れましょう。