ベトナム移住の準備完全ガイド!必要なビザの種類から持ち物リストまで徹底解説
経済成長の勢い、豊かな食文化、そして親日的な国民性。ベトナムは今、日本人の移住先やキャリアアップの地として非常に高い人気を誇っています。
しかし、いざ移住を決めても「ビザの手続きはどうすればいい?」「現地の生活費で貯金はできる?」「日本から何を持っていくべき?」など、具体的な準備で迷うことは多いものです。特にベトナムでは、2026年にも新たなビザ制度の施行が予定されるなど、ルールが刻々と変化しています。
この記事では、ベトナム移住を検討している方のために、最新のビザ情報からリアルな生活費、失敗しないための持ち物リストまでを網羅して詳しく解説します。
【最新】ベトナム移住に必要なビザの種類
ベトナムで中長期的に滞在・就労するためには、適切なビザの取得が不可欠です。
1. 就労ビザ(LD)と一時滞在カード(TRC)
現地で働く場合に取得する最も一般的なビザです。
労働許可証(ワークパーミット): まずはこれの取得が必要です。大卒以上の学歴や、3年以上の関連実務経験が求められます。
一時滞在カード(TRC): 就労ビザを取得後、2年〜3年の長期滞在が可能になるカードを申請できます。これがあれば、入出国のたびにビザを気にする必要がありません。
2. 投資家ビザ(DT)
ベトナムで起業したり、出資したりする場合に発行されます。出資額に応じて期間が異なります。
3. 【2026年最新情報】高度デジタル人材向けビザ(UĐ1/UĐ2)
2026年7月より、IT分野などの高度人材を対象とした**「UĐ1ビザ」とその家族向けの「UĐ2ビザ」**が新設される予定です。最長5年の滞在が可能となり、ITエンジニアや専門家にとって移住のハードルがさらに下がることが期待されています。
4. 観光ビザ(DL)とe-Visa
日本国籍の場合、45日以内の滞在であればビザなし(免税)で入国可能です。それ以上の滞在や、移住の下見などでは、最大90日間有効なe-Visaをオンラインで事前申請するのが一般的です。
リアルなベトナム生活費モデル(単身者)
ベトナムの物価は日本の約3分の1から半分程度と言われますが、日本人が快適に暮らす場合はそれなりの費用がかかります。
| 項目 | 費用目安(月額) | ポイント |
| 家賃 | 約 60,000円〜100,000円 | サービスアパート(掃除・洗濯付き)が人気 |
| 食費 | 約 30,000円〜50,000円 | 自炊とローカル外食を組み合わせれば節約可 |
| 光熱費・通信費 | 約 5,000円〜10,000円 | 電気代はエアコンの使用頻度で大きく変動 |
| 交通費 | 約 3,000円〜7,000円 | 基本はGrab(タクシー配車アプリ)を利用 |
| 娯楽・交際費 | 約 20,000円〜 | 日本食レストランやカフェ巡りなど |
合計:約 120,000円〜180,000円程度
現地採用の給料相場(月収20万〜35万円程度)であれば、十分に貯金をしながらゆとりのある生活を送ることが可能です。
ベトナム移住の持ち物リスト:日本から持っていくべき必需品
現地でほとんどのものが揃いますが、「これは日本産が良い」というものがいくつかあります。
1. 必需品・書類
パスポート(残存期間6ヶ月以上)
卒業証明書・無犯罪証明書: ワークパーミット申請に必須。日本で公証役場や外務省の認証(アポスティーユ)を受けておく必要があります。
SIMフリースマホ: 現地のSIMカードは非常に安く、空港や街中で簡単に手に入ります。
2. 電化製品
変圧器・変換プラグ: ベトナムの電圧は220Vです。日本の100V専用家電(炊飯器など)を使う場合は変圧器が必要です。
モバイルバッテリー: 外出先でのGrab利用に欠かせません。
3. 日用品・常備薬
飲み慣れた常備薬: 整腸剤、解熱鎮痛剤、風邪薬。現地の薬は成分が強いことがあります。
日焼け止め・虫除け: 日差しが強く、蚊によるデング熱のリスクもあるため、日本製が安心です。
フリクションボールペンと替え芯: 現地ではあまり売っておらず、仕事で重宝します。
ベトナム移住を成功させるためのアドバイス
医療保険には必ず加入を
現地の公立病院は日本語が通じず、設備も日本ほどではありません。外資系のクリニックは高額なため、キャッシュレス診療が可能な海外旅行保険や現地民間保険への加入を強く推奨します。
銀行口座と送金アプリ
現地で給料を受け取るには、現地の銀行口座が必要です。また、日本への送金や友人との割り勘には「ZaloPay」や「MoMo」といった決済アプリが普及しており、これらを使いこなすことで生活の利便性が格段に上がります。
言語の壁
都市部では英語が通じることが多いですが、タクシーの運転手や市場のおばちゃんとコミュニケーションを取るには、基本的なベトナム語(数字や挨拶)を覚えておくと非常に喜ばれ、トラブルも減ります。
まとめ:早めの準備でスムーズな移住を
ベトナム移住は、事前の書類準備(特にワークパーミット関連)が最も大きな山場です。
ビザの要件をエージェントや会社としっかり確認する
日本でしか手に入らない書類を渡航前に揃える
現地の物価と給料のバランスを把握し、生活設計を立てる
これらを一つずつクリアしていけば、ベトナムでの刺激的で楽しい新生活が待っています。インフラも年々整い、日本人にとって住みやすさは増すばかりです。