家財保険やクレカ付帯で治療費が戻る?意外と知らない「日常事故」をカバーする隠れた保険5選
「日常生活で怪我をしたけれど、医療保険に入るほどの大事ではないし……」と、全額自己負担で治療を受けていませんか?実は、あなたがすでに加入している「火災保険(家財保険)」や、財布に眠っている「クレジットカード」に、意外な形で怪我の治療費を補償する仕組みが隠れていることがあります。
これらは「医療保険」という名前ではないため、多くの人が請求漏れをしています。今回は、日常のうっかり事故による治療費や損害をカバーしてくれる「隠れた保険」を5つ厳選してご紹介します。
1. 家財保険の「借家人賠償・修理費用特約」
賃貸住宅にお住まいなら必ず加入している家財保険。本来は火災や水漏れのためのものですが、実は「日常のうっかり」も対象になることがあります。
隠れた補償内容:
例えば、掃除中にうっかり窓ガラスを割ってしまった、あるいは洗面台に重い物を落としてヒビを入れた際、その修理費用が補償されるケースがあります。
ポイント:
自分の怪我そのものの治療費ではなく、「怪我をする原因となった家の破損」の修理代を肩代わりしてくれるため、結果として支出を大きく抑えられます。
2. クレジットカードの「個人賠償責任プラン(追加オプション)」
多くのクレジットカードには、月額数百円で「個人賠償責任保険」を付けられるオプションがあります。
意外なカバー範囲:
他人に怪我をさせた時だけでなく、プランによっては**「自分や家族の怪我」を補償する「傷害保険」がセット**になっていることがあります。
例:
「自転車で転んで通院した」「階段で踏み外して捻挫した」といった自損事故でも、通院1日目から数千円の給付金が出るタイプが存在します。アメックスやエポスカード、三井住友カードなどの会員サイトを一度チェックしてみてください。
3. 自動車保険の「人身傷害補償保険(車外事故特約)」
自動車保険は「車に乗っている時だけ」のものだと思っていませんか?
車に乗っていなくても対象に!:
「人身傷害車外照射特約」などの名称で付帯されている場合、歩行中に他人の車にはねられた際や、自転車走行中の事故による怪我の治療費も、自分の自動車保険から支払われることがあります。
メリット:
相手との示談交渉を待たずに、自分の保険から実費に近い金額をスピーディーに受け取れるのが大きな強みです。
4. クレジットカードの「携行品損害補償」
怪我をした際、一緒に身の回りの品を壊していませんか?
補償の対象:
外出中に転んで怪我をした際、持っていたスマートフォンが割れた、カメラが壊れた、腕時計に傷がついた……。こうした持ち物の損害は、クレジットカードの付帯保険や家財保険の「携行品損害特約」でカバーできる可能性が高いです。
注意点:
「1事故につき自己負担3,000円〜5,000円」などの免責がある場合が多いですが、高額な修理代がかかる場合は非常に助かる仕組みです。
5. 共済やPTA、自治体の「市民生活保険」
意外と盲点なのが、非常に安い掛金で加入している地域コミュニティの保険です。
隠れた存在:
お子様がいる家庭なら「PTA安全保険」、地域活動をしているなら「市民活動保険」などが、活動中だけでなく往復の道のりでの怪我もカバーしています。
チェック方法:
自治体の広報誌や、学校から配布されたプリントの隅に記載されていることが多いので、アクシデントの際は「あの時配られたあの紙」を思い出してみてください。
請求漏れを防ぐための「3つのアクション」
せっかくの権利を無駄にしないために、怪我をしたら以下の手順を踏みましょう。
「とりあえず全部」に問い合わせる:
保険会社やカード会社に「こういう状況で怪我をしたが、対象になる補償はないか?」と電話一本入れるだけでOKです。
領収書と写真は必須:
治療費の領収書はもちろん、怪我をした場所や、壊れた物がある場合はその写真を必ず残しておきましょう。
「不慮の事故」であることを伝える:
前述の通り「急激・偶然・外来」の事故であることを明確に説明することが、スムーズな受給のコツです。
まとめ:あなたの財布や契約書に「お宝」が眠っているかも
「医療保険に入っていないから」と諦める前に、まずは身の回りの契約を見直してみてください。月々のスマホ代と一緒に払っているオプションや、マンションの更新時にサインした書類の中に、あなたを助けてくれる強力な味方が隠れているはずです。
賢く情報を活用して、怪我の痛みだけでなく、家計の痛みも最小限に抑えていきましょう。
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